むすびのあゆみキッズ運営方針:一人ひとりの子どもの課題を的確に捉え、療育者と保護者が一体となって、子どもに応じた療育目標を設定して、確実に達成できるように療育を進める。

個別療育

一人一人のお子様に合わせたプログラム、療育内容を選定し、療法士、保育士がマンツーマンで療育を行います。お子様の良い面、得意な面、好きな事柄を通した療育を行い、個々の力を成長させていきます。

集団療育

同じ時間に登園しているお子様を含めて、様々な人との遊びを通したかかわりの中で発達を促します。それぞれのお子様に合わせた療育を行います。

家族支援

お子様に関する悩みや相談を伺います。また、発達の様子を指標等を用いて分かり易く説明するとともに、むすびのあゆみキッズでの関わりをお伝えします。家庭での関わりについても保護者様と共に考えていきます。

地域支援

お子様に関わる関係機関と必要に応じて連絡を取り、お子様が過ごしやすい環境の調整等を行います。必要に応じて、保育園などの訪問も行います。

困りごとに対する療育内容の一例

困りごと発達段階療育内容
人との
関わり
視線が合わない他者の存在を認識が難しい 感覚、感情を遊びの中で共有する 同じ環境、おもちゃで一緒に楽しめる他者の存在に興味を持つにらめっこ、いないいないばあ 向かい合って体操をする 身体が触れ合う遊び
人見知りをしない
指さし、声での表現が少ない他者に気持ちを表現することが難しい 興味のあるもの、好きなものに対して反応する様子をみせたり、表現に反応するいくつかのおもちゃの中から遊ぶものを選んで遊ぶ いろいろなおもちゃ、絵本などを提示し興味のあるものを選べるようにする
気持ちをつたえることが苦手
お友達とうまく関われない人の気持ちを理解することが難しく自分のことを優先してしまう 同じものに対して違うかかわりをする1,2人程度の小さい集団での遊ぶ 同じおもちゃを共有して遊びの中で違う遊びも提示していく
困りごと発達段階療育内容
物との
関わり
言葉が少ない様々なものの違いの認識が難しい 口の動きが動きにくい口を使った遊び ことばの分類分け 絵本の読み聞かせ
集中できない1つのことに対して終わりの予想がつかない 見通しが立てられない 見える形で共有することが必要時間を決めていろいろな遊びをする 1日の流れをタイムテーブルで確認する
同じ遊びを繰り返す
おもちゃでうまく遊べないいろいろなおもちゃの動きを予想できない ほかの人がしてること興味を持って見る同じおもちゃで違う遊びを見せる 一緒に遊びおもちゃの動き方を見る
偏食がある 砂を触りたがらない食感が苦手、口の中の感覚が敏感 様々な感触から楽しい感覚を得る (全身を使って感覚を楽しむ)触った感触を楽しむ みんなでおやつを食べる
困りごと発達段階療育内容
自分の身体との関わり歩かない身体の使い方、身体の動きなどがイメージできない 体の重さのかかり方の変化のイメージができない 身体の動きの変化を感じる上下前後左右に揺れる運動 おもちゃをとりにいく バランスをとる練習 ボールプール 飛び石 ペンギンさん遊び
よくこける
手先が不器用身体の大きさ、形の認識が難しい 構造、素材の理解が難しい 身体と物の関わりを多くするおもちゃの手掴み いろいろなおもちゃの感触を楽しむ 身体を触る遊びをする 人形で遊ぶ
着替えができない