ぞれぞれの発達スケールについて
遠城寺式乳幼児分析的発達検査法
運動面(移動運動、手の運動)、社会性の面(基本的習慣、対人関係)、言語面(発話、言語理解)のそれぞれの項目に関して短時間で分析的に評価できるスケールです。年齢は、0歳から4歳7カ月までが対象。結果からお子さんの特徴、発達の様相がグラフであらわされることで、運動、社会性、言語のどこが強みであるのか、どこが苦手であるのかが視覚的に分かり易く、結果を踏まえて自宅、保育園、幼稚園などでのかかわり方、環境の診断に役立つことができます。4歳7カ月まで使用できるため、実施回ごとに比較しながら継続的にみていくことができるのも特徴です。
KIDS乳幼児発達スケール
運動領域、操作領域、理解言語領域、表出言語領域、概念領域、対成人社会性領域、対子ども社会性領域、しつけ領域、食事領域の9つの領域について、質問形式でお母さん・お父さん(主たる養育者)に普段の様子を答えていただくスケールです。年齢は、0歳から6歳11か月までが対象。養育者が子どもの行動や発達状況を観察していることが自然であり、家庭での観察評価を各領域にまとめるスケールです。
保育・指導要録のための発達評価シートTASP
落ち着き、注意力、社会性、順応性、コミュニケーション、微細運動、粗大運動の7つの領域について保育士、療法士が評価するスケールです。年齢は、4才から6歳までが対象。保育所、幼稚園等では各年度の終わりに子どもの発達の記録を作成しているが、相対的・客観的に比較することに限界がある。そのため、客観的に子どもの発達を評価・記録・伝達するために保育士などの視点から日々の様子について評定し、社会生活への適応に影響を及ぼす発達の困難さを把握するために作成されたスケールです。
むすびのあゆみキッズで使用するスケールを簡単にまとめてみました。世の中にはこの3種類以外にも様々な発達スケールが用いられています。
むすびのあゆみキッズで使用する各スケールの特徴を分けて載せていますが・・・
むすびのあゆみキッズでは、実際にお子さんと関わりながらみていくこと、また、関わりの時間の長いご家族からの聞き取りをしていく方法を取りお子さんの特徴を把握するため、これら3つのスケールを実施します。それぞれの結果を単一に見るのではなく、総合的に結果を踏まえることでお子さんの特徴を把握していきます。スケールからみられた結果をもとに、言語聴覚士、理学療法士、作業療法士がお子さんがどのような面でつまずいているか、どのようにするといいか等考えた上で療育内容を考え、むすびのあゆみキッズにて関わらせていただきます。
現在むすびのあゆみキッズでは無料体験会、相談会を開催しております。4月からの利用に向けた相談を随時お受けしております。プレオープンでの体験会を利用していただいた様子などをアップします。
児童発達支援事業所の利用を悩んでおられる方、どんなところか知りたい、何をしてくれるのか知りたいなど、お気軽にお問合せしていただき、お気軽に見学も可能ですので、ご連絡お待ちしております。