研修会『発達検査の支援への活かし方』
新版K式発達検査2020という発達検査について、児童発達支援センターうさぎ園(京都市児童福祉センター発達相談所 診療療育課療育部門)の公認心理師の方に来所して頂き、『発達検査の支援への活かし方』というタイトルで研修会を行っていただきました。
当事業所の開所に当たり、うさぎ園の方々に研修を行っていただき、開所後も継続して今回の研修も引き受けてくださりました。貴重なお時間を作ってくださったこと、まことにありがとうございます。
児童発達支援センターうさぎ園については、京都市が運営する療育施設でことばやきこえ、発達について支援が必要な就学前の子どもさんに対して各職種が連携し療育されている施設です。
今回、うさぎ園で発達検査等をみておられる公認心理師の方に、発達検査の新版K式発達検査の検査について、検査結果の見かたなどを資料を作成していただき、資料をみながら講義形式で研修してくださいました。
新版K式発達検査は、京都市児童院で開発された0歳から成人まで対象とする検査で、「姿勢・運動」、「認知・適応」、「言語・社会」の3領域のバランスから発達傾向を調べることができます。
この発達検査の検査方法についてや、検査結果のデータの見方、検査結果からみられるお子さんの傾向、また支援方法に繋げる考え方を個人情報保護の観点もあるため、今回の研修のために疑似的に作成していただいた検査結果をみながら丁寧に説明していただきました。
保育士の方も来ていただいており、質問時間には、保育士の方の療育の考えや、検査の活用などをお聞きすることができました。
多くのお子さんをみてこられた公認心理師、保育士の方から検査についてのみではなく、療育についてをお聞きする貴重な時間でした。
むすびのあゆみキッズでは、専門的な方に様々な研修を実施していただき療育に必要な知識や考え方を日々学んでおります。
次回、『子どもの発達について』の続きを投稿してまいります。