子どもの発達 人との関わり編2
前回、子どもと人との関わりから、子どもと人と物の関わりというように
1対1の関係から、物を介したかかわりへと変化し、様々な成長へとつながっていくことを書いていました。
詳細は以前の投稿をみてください。
このように子どもの遊びの中でも、おままごとなども物を介した遊びにつながっていったり、相手がいる遊びにもつながっていく可能性もあります。
このように、子供は生まれてから数カ月の間に大きな変化がみられるようになります。
その中で、子どもは人の存在を認識することができるようになってきます。
『子ども』 が 『自分の思い』 を 『相手』 に 伝える
子どもは、人の存在を理解していくことで
「これ取ってほしい」、「これしてほしい」
というように
「ほしい」という要求の訴え、
また、
「あれがすき」「これがいい」というように
思いの共有(叙述)の訴え
これらの訴えが、指さしなどの表現で
みられるようになってきます。
『子ども』が『相手の思い』を考える
さらに人の存在の理解が進むにつれて
他者の思いを理解すること
『心の理論』が
発達するようになってきます。
相手がどんなことを考えているか、どんな風に感じているか
など相手の思いを考えて行動するようになってきます。
人は、周囲に人がいることで、相手のことを考え、行動しています。
子どもも同じように、子どもと大人、子どもと子どもの間で相手の思いを考えています。
子どもと大人、子どもと大人と物、子どもと子どもなどの
人とのかかわりの中で子どもは発達は変化していきます。
次回、子どもと物のかかわりについてをあげていきます。
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